症例動画で学ぶ超音波診断の進め方 Vol.1 犬の僧帽弁閉鎖不全症
特長
【特長】
「リアルタイムの観察が可能・非侵襲的・検査の場所を問わない」等の有用性から、臨床現場では昨今幅広く浸透した超音波検査。その反面「観察視野が狭い・異変見逃しの可能性がつきまとう」ため、検者の知識と経験も相応に求められます。この“知識と経験”をどう補うか?―これが本シリーズ刊行のミッションです。
症例の超音波動画を示しながら、ありのままの診断過程・診断医の思考のプロセスを紹介・解説する構成にて、「超音波検査による診断の進め方と鑑別のポイント」を視覚的に習得いただけます!
講師 : 鈴木 亮平(日本獣医生命科学大学 獣医内科学研究室)
僧帽弁閉鎖不全症は、最も多く遭遇する犬の心疾患です。超音波検査においては、僧帽弁の肥厚・逸脱の確認と僧帽弁逆流の検出が診断の決め手になります。本巻では、正常な僧帽弁と粘液腫様変性性病変の超音波像と解剖(肉眼)所見の比較に始まり、僧帽弁閉鎖位置の上昇、僧帽弁逆流モザイクなど、僧帽弁閉鎖不全症の評価項目を動画でわかりやすく例示。見落としがちな僅かな異常を見極める診断技術を、実症例を通じてマスターできます。
仕様
【仕様】
●出版:インターズー
●講師:鈴木 亮平
●サイズ:DVD-Video/67min
●発行年月日:2020年2月3日
詳細説明
【CONTENTS】
@はじめに
犬の僧帽弁閉鎖不全症の病態と超音波診断の概要
A症例1 発咳の鑑別
呼吸器疾患による発咳と判断した僧帽弁閉鎖不全症
B症例2 左房圧の推定
左房圧の上昇した僧帽弁閉鎖不全症
C症例3 麻酔前評価
麻酔前心臓評価を行った僧帽弁閉鎖不全症
D症例4 肺水腫
肺水腫を呈した重度な僧帽弁閉鎖不全症
E症例5 左房破裂
左房破裂を呈した重度な僧帽弁閉鎖不全症
F症例6 肺高血圧症
肺高血圧症を併発した僧帽弁閉鎖不全症
G症例7 急性腱索断裂
腱索断裂を疑った急性僧帽弁閉鎖不全症