皮膚科の処方ノート 2023 一次診療でも使える! 犬と猫の診断と治療
特長
【特長】●公式に当てはめて治す!シンプルな考え方で皮膚科診療を苦手から得意分野に
●犬アトピー性皮膚炎診断ガイドライン(2015)を大隅先生オリジナルバージョンに改編!4つのステップに分かれており、各疾患の除外方法まで記載。皮膚疾患をシンプルに診断できるようになります。
●巻末付録として、一般診療でよく遭遇する疾患のオリジナルインフォームド・コンセントシートが付いています。飼い主への分かりやすい説明に役立ちます。
●明瞭簡潔な診断メソッドはもちろん、各薬剤の特性にあわせた治療方法を網羅!皮膚科症例に迷ったら、すぐに手にとっていただきたい一冊です。
仕様
【仕様】●著者: 大隅 尊史●サイズ:A4判、並製、352頁、オールカラー●出版:エデュワードプレス●発行年月日:2023年5月15日●ISBN:978-4-86671-142-3
詳細説明
<CONTENTS>皮膚科診療の最大のコツ
本書の使い方
【序章 皮膚科の検査】
1.さらっとおさらい、一次診療でよく行う皮膚科の検査
2.皮膚科の問診 シグナルメントとヒストリーの聴取
3.皮膚科の身体検査
【第1部 CADの除外診断ステップを利用した診断アプローチ(一部,猫も含む)】
● 第1章 痒み治療ステップ
1.痒い犬の治し方 CADの除外診断ステップを利用したワンパターンの診療アプローチ
● 第2章 真菌症・寄生性疾患・感染症
1.猫の皮膚糸状菌症〜誰でもできるビカビカ猫の治し方〜
2.犬のノミアレルギー性皮膚炎
3.一般的な外部寄生虫症(ニキビダニ症,疥癬,ミミダニ症,ツメダニ症,シラミ症)
4.犬の膿皮症の診断と治療
5.マラセチア性皮膚炎への対応
● 第3章 アレルギー性皮膚疾患の診断
1.犬の皮膚食物有害反応の診断/除外法(犬アトピー性皮膚炎の診断)
● 第4章 犬アトピー性皮膚炎(CAD)の治療
0.CADの治療
1.CADの治療@ ステロイドの使い方
2.CADの治療A アポキルR錠の使い方
3.CADの治療B サイトポイントRを使いこなす
4.CADの治療C シクロスポリン製剤を見直す
Dr. Osumi Presents シクロスポリン小事典
5.CADの治療D 減感作療法を理解する
6.CADの治療E 主要4剤および減感作療法の使い分け
7.CADの治療F その他補助療法
8.私の外用薬〜基本とおさらいと処方のコツ〜
9.私のシャンプー療法〜学生時代に覚えた基本的な内容〜
筆者が薬用シャンプーを覚えた方法〜Virvac社製品を利用して〜
基本的なシャンプーのやり方
● 第5章 皮膚上皮向性T細胞性リンパ腫
1.皮膚上皮向性T細胞性リンパ腫の犬を治療する
【第2部 その他の疾患】
● 第6章 脱毛症・その他
1.アロペシアX
2.痒みを伴わない脱毛性疾患の診断
3.繰り返す趾間の腫れにピリオドを打つ!
● 第7章 外耳炎・中耳炎
1.犬の外耳炎を制御する〜まずは細菌の増殖を伴う外耳炎から〜
2.ビデオオトスコープを用いた耳科診療
・ビデオオトスコープを用いた耳科診療@ 外耳炎
・ビデオオトスコープを用いた耳科診療A 中耳炎
・ビデオオトスコープを用いた耳科診療B 耳道内腫瘤性疾患
specialコラム 皮膚科から見直す動物病院経営
■ 付録 インフォームド・コンセントシート
1.皮膚科問診票
2.痒みの重症度スコア(PVAS)
3.皮膚糸状菌症
4.膿皮症(表在性)
5.犬の痒みの診断ステップ
6.猫の?痒行動診断ステップ
7.犬の皮膚リンパ腫(多くは上皮向性)
8.アロペシアX(脱毛症X)
9.犬の外耳炎
10.猫の中耳炎
11.短頭種の中耳炎
index