SURGEON BOOKS 整形外科疾患に対する系統的検査STEPS 犬の跛行診断
特長
【特長】
■犬の四肢の整形外科学的異常は、通常の検査で仮診断や診断が可能です。その診断をするための検査法を10個のステップに分け、ルーチンワーク化することで、誰でも容易に跛行診断を実施できるようになります。
■第1章は「跛行診断STEPS」
仮診断までのプロセスを10ステップで解説します!
問診、視診、歩様検査、触診、単純X線検査などの通常の検査だけでほとんどの疾患の仮診断が可能といえます。
第1章では、毎日これらの検査を系統的に行う「ルーチンワーク」にするためのプロセスを、10個のステップに整理して解説します。
■第2章、第3章では「仮診断から最終診断へ」
疾患ごとの最重要ポイントを徹底解説します!
仕様
【仕様】●出版:インターズー
●著:林 慶・本阿彌宗紀
●サイズ:A4判 並製本 192ページ 動画付き
●発行年月日:2016年6月17日
詳細説明
【CONTENTS】【第1章 跛行診断のSTEPS】
STEP 1 シグナルメントと主訴
STEP 2 問診
STEP 3 第一次仮診断
STEP 4 視診
STEP 5 第二次仮診断
STEP 6 身体検査(立位)
STEP 7 整形外科学的検査(立位)
STEP 8 整形外科学的検査(横臥位)
STEP 9 第三次仮診断
STEP 10 診断計画,診断検査
【第2章 前肢の跛行診断】
■肩関節およびその周囲の異常に対する跛行診断
はじめに
肩関節脱臼
肩関節(上腕骨)離断性骨軟骨症
肩関節の骨関節症
肩関節腱症
棘下筋腱拘縮症
上腕二頭筋腱断裂
肩関節不安定症(動揺肩)
肩関節およびその周囲の異常に対する特殊検査
■肘関節およびその周囲の異常に対する跛行診断
はじめに
先天性肘関節脱臼
肘関節不一致(亜脱臼)
肘関節骨折
汎骨炎
肘関節形成不全
■前腕,手根関節およびその周囲の異常に対する跛行診断
はじめに
前腕骨折
前腕成長異常
成長板障害
前腕,手根,指端部の骨折
手根関節障害(捻挫)
指端の骨関節症
肥大性骨症
鑑別すべき整形外科疾患以外の疾患
【第3章 後肢の跛行診断】
■股関節およびその周囲の異常に対する跛行診断
はじめに
大腿骨頭壊死症
股関節形成不全
股関節骨関節症
鑑別すべき整形外科疾患以外の疾患
■膝関節およびその周囲の異常に対する跛行診断
はじめに
汎骨炎
成長板骨折
膝蓋骨脱臼(膝蓋骨不安定症)
膝関節離断性骨軟骨症
前十字靭帯疾患(前十字靭帯断裂とそれに関連する病態)
半月板損傷
長趾伸筋腱の異常/起始部の剥離,転位・脱臼, 断裂,石灰(鉱質)化
腓腹筋種子骨の異常/剥離,転位
鑑別すべき整形外科疾患以外の疾患
■下腿,足根関節およびその周囲の異常に対する跛行診断
はじめに
足根関節離断性骨軟骨症
アキレス腱(総踵骨腱)の異常
浅指屈筋腱脱臼(転位)
鑑別すべき整形外科疾患以外の疾患
さくいん