災害動物医療
特長
【特長】
〈災害と獣医学〉では災害時の動物の支援とはどのようなものか、〈地域での活動〉では各地域の獣医師会の取り組み、〈これからの災害動物医療〉では、シェルターメディスン、IT、そしてこれからの災害動物医療について、まとめられています。
万が一に備え、ぜひ獣医師の先生方、そして動物にかかわる方々にお持ちいただきたい1冊です。
仕様
【仕様】
●監修:羽山伸一
●執筆者(初出順):羽山伸一 / 田中亜紀 / 皆川康雄 / 遠山 潤 / 小野裕之 / 安藤 太 / 小野寺秀之 / 河崎全宏 / 中尾 淳 / 丸山淳雄 / 船津敏弘 / 小此木正樹 / 佐伯 潤 / 小林元郎 / 平井潤子 / 小川篤志 / 則久雅司 / 藤本順介
●A4版 ●132 頁 ●ソフトカバー ●カラー
詳細説明
目次
巻頭言羽山伸一
〈災害と獣医学〉
【動物医療支援学とは何か】
「『動物医療支援学』とは何か」羽山伸一
「へき地動物医療と希少動物保護」羽山伸一
【災害時における獣医学の役割】
「災害獣医学─災害における獣医学の役割─」田中亜紀
【アメリカにおける災害動物医療】
「災害動物医療と獣医師の役割─アメリカでの体制─」田中亜紀
「災害獣医学教育」田中亜紀
【重油流出事故と野生動物の救助活動】
「重油流出事故と野生動物の救助活動」皆川康雄
〈地域の活動〉
【新潟県中越大震災における動物救護活動について】
「新潟県中越大震災における動物救護活動について」遠山潤
【東日本大震災における支援活動】
「東日本大震災を経験した現地獣医師のあゆみ『After3.11 現地獣医師の想い・苦闘・そしてこれから』座談会in仙台」小野裕之、安藤太、小野寺秀之、河崎全宏、中尾淳、丸山淳雄
【地方獣医師会の取り組み】
「公益社団法人福岡県獣医師会VMAT結成報告『地震空白地域からのメッセージ』」船津敏弘
「群馬災害動物医療支援チーム(VMAT)の発足と活動について」小此木正樹
「公益社団法人大阪府獣医師会における災害対策への取り組み」佐伯潤
「Specialインタビュー東京都の動物病院が考える災害時に対する心構えとその実践」小林元郎
【熊本地震における支援活動】
「熊本地震発生時からの活動と状況および災害救援活動の視点」平井潤子
コラム 船津敏弘、小川篤志
【熊本地震を踏まえた今後の被災ペット対策について】
「熊本地震を踏まえた『人とペットの災害対策ガイドライン』の策定について」則久雅司
〈これからの災害動物医療〉
【災害時のシェルターメディスン】
「シェルターメディスン」田中亜紀
【災害動物医療とIT】
「災害動物医療と情報」羽山伸一、藤本順介
【これからの災害動物医療】
「これからの災害動物医療」羽山伸一